ぜひ今後とも『ゲームゲノム』をよろしくお願いします

ぜひ今後とも『ゲームゲノム』をよろしくお願いします

最後になりますが、謝辞を。まず、このゲームを制作し快く協力して下さった11 bit studiosのみなさま。直接会って握手できた経験は、ゲームゲノムが自分に流れ込んだように感じてしまうほどアツいものでした。また本作の価値を見出し、伝えてくださった日本のゲームメディアのみなさま。英語が達者ではない私と本作の出会いの場を与えてくれたのがゲームメディアでした。本番組が、ゲーム制作者、そしてゲームメディアのみなさまへの恩返しとなれば幸いです。その他制作スタッフをはじめ数多くの関係者のみなさま、この場を借りてお礼申し上げます。そして、何よりも番組をご覧いただいた視聴者の皆様、本当にありがとうございます。

これは偶然ですが、私自身が本作の“ゲームゲノム”を強く体験する機会がありました。制作期間中、小さい頃からずっと同じ屋根のもと暮らし、かわいがってくれた御年94歳の祖母が危篤の状態となったのです。これまで長い時間を過ごした人との別れを経験したことはあまりなく、中でも自分をかわいがってくれた祖母の存在は特別で、これまでの感謝を伝えねば、と病室に駆けつけました。

「ゲームゲノム」は、現代人の心に影響を与えてきたゲームを「文化」として捉え、名作の魅力を深堀りする教養番組。

同番組は、現代人の心に刻まれてきたゲーム独自の魅力を“ゲームゲノム(遺伝子)”と呼び、珠玉の作品を徹底分析したVTRをもとに、豪華でゲーム好きな出演者たちがたっぷりと語り尽くすことで、その奥深さに迫るもの。昨年10月の放送への反響を受けて、放送尺を2倍近くにした拡大SPが放送されることとなった。

最後の最後に…『ゲームゲノム』第1シーズン最終回となる次週(12/21放送予定)は、仙台局時代の後輩・高須ディレクターが担当しています。私も完成した本編をまだ見られていないのですが、実はスタジオの収録日が一緒で非常に面白いクロストークを生で見ることができました。絶対に面白いので、ぜひご視聴ください。

「ゲームゲノム」はユーネクストで視聴できます!

NHKは、本日12月21日23時よりNHK総合にて全国放送するTV番組「ゲームゲノム」において、「野生を遊ぶ~TOKYO JUNGLE/Stray~」と題し、新旧2つのアニマルゲーム「TOKYO JUNGLE」と「Stray」を特集する。

架空の体験であるゲームで、しかも楽しいわけでもない本作をプレイする価値は何なのだろうか?プレイして、何が変わるのだろうか?そんな問いを突きつけられたら、私は「『ゲームゲノム』というテレビ番組があってね…」という答えを出します。そんな番組を目指したつもりですし、観れば納得してくれるのでは、と自負しています。そして、ゲームの見え方が少し変わる体験がこの番組を通してできているとしたら、これほどうれしいことはありません。

NHKは、10月15日22時45分からゲーム教養番組「ゲームゲノム」を放送します。本番組は同局初となる“ゲーム教養番組”で、MCを本田翼さんが務め、特別ゲストには星野源さん、そしてコジマプロダクションの小島秀夫監督が出演し、『DEATH STRANDING』を深掘りしていきます。

ぜひ今後とも『ゲームゲノム』をよろしくお願いします。

今や映画や音楽、文学と同じく世界中で愛される文化となったゲーム。番組では人々の心に刻み込まれてきたゲーム独自の魅力を“ゲームゲノム”と定義し、その奥深さをゲーム好きとしても知られる本田翼さんをMCに掘り下げていきます。初回では先日ディレクターズカット版も発売された小島秀夫監督の『DEATH STRANDING』取り上げ、小島監督自らも特別ゲストとして出演し、その魅力や作品に込めた思いなどが語られるということです。同作のファンでもあり、自身の楽曲も作中に使用されている星野源さんも特別ゲストとして出演します。

出演は前回同様、MCに本田翼、ゲストに星野源と小島秀夫を迎え、『DEATH STRANDING』についての話などを掘り下げる。新たな追加要素として、1時間超に渡ったスタジオでのトーク収録から未公開放送分や、「第5のゲームゲノム」として、本作を紐解く新たなキーワードを解析し、“生と死の絆を抱える”プレイ体験の奥深さに迫る。

そして結さん。プレイヤーの鑑かがみとも呼べるほど、ゲームをプレイした際の感動を伝える言葉を持っています。恐らく『ゲームゲノム』の中でも最も難しいスタジオだったのでは?と感じるほど重いテーマではありましたが、ご自身の言葉でその魅力を語って下さいました。惜しむらく放送に乗せることができなかったのですが、結さんのゲーム愛が伝わるのが、冬場に寒さをしのぐため、本を燃やすか燃やさないかで悩む場面について語った言葉です。

昼の「生活パート」では物資を使ってベッドなど生活に必要なものを整え、夜の「探索パート」では拠点となる廃屋から別の場所へ移動し、物資や食料を探します。サバイバル、といえばそうなのですが、自分が操作する3人以外の人々も生き残るのに必死。時には他人の物資を盗まざるを得ない状況に陥ったり、襲ってくる市民や兵士を相手に“対処”しなければいけない場面もあります。冒頭にも書きましたが、そんなわけでとにかく鬱うつ々としたゲームであることは間違いありません。そんな本作の『ゲームゲノム』を紐解こうとした制作期間の中では、今回番組で掲げたテーマにもある「自問自答」を幾度も繰り返すことになりました。

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