ゲームゲノム 最終回

ゲームゲノム 最終回

平元クリエイターの皆さんは全員、「プレイヤーが作品を遊んだ上でその魅力を味わったり、感じたりしてもらう。その先の感想は千差万別でいい」と最初にお話されるんです。でも、『ゲームゲノム』ならではの作品の魅力の伝えかたがあるんじゃないかとお話して、収録に臨んでもらうと、皆さん本当に楽しそうな雰囲気で。

――視聴者の方から、この作品で『ゲームゲノム』を制作してほしいという声も届いているんじゃないですか。

正直に言うと、当初想定していた放送のラインナップとは、順番が少しだけ入れ換わりました。ただ幸いにも、『ゲームゲノム』は毎回テーマが独立していますし、前後の関連性がない番組なので、視聴者の方にはあまり影響がないので大丈夫かなとは思っていましたけど、裏ではいろいろとやりくりをしていたんですよ。

あとは10本作ってみて、まだまだ足りないなということに改めて気づいたので。シーズン2を作ることができるなら、もっといろいろな作品の『ゲームゲノム』に迫りたいですね。それに本数が増えれば増えるほど、これまで制作した『ゲームゲノム』の明度だったり、彩度だったりがよりはっきりするような気がしていて。文化、作品と言ったからには、比較できるものが増えていくほど、語れることも多くなっていくと思うんです。

――それは製作者冥利に尽きますね。明日放送される10回目で最終回を迎えるということで、今後の展開が気になりますが、平元さんは今後、『ゲームゲノム』をどのように進化させていきたいとお考えですか?

たとえば、パイロット版の『デス・ストランディング』では“繋がり”をテーマに扱いましたが、別の作品で“繋がり”をテーマに番組を制作することもぜんぜんありえると考えていて。そうなったときに、『デス・ストランディング』の“繋がり”と別の作品の“繋がり”の違いはなんだろう、と。それぞれ得られる体験があって、同じ“繋がり”というテーマでも、作品論や文化論の違いを明確にできると思います。本数を重ねていけばいくほど、比較がよりおもしろくなっていくような番組像が『ゲームゲノム』で目指したいところではありますね。

2022年10月5日より放送中のNHK番組『ゲームゲノム』で総合演出を務めるNHKディレクターの平元慎一郎氏にインタビューを実施。同番組のレギュラー化に至った経緯や最終回の見どころ、気になる今後の展開を伺った。

NHKのゲーム教養番組『ゲームゲノム』の第10回(最終回)が本日2022年12月21日23時から放送される。

平元NHKとして正式に、何か決まっていることをお伝えできる状況ではないのですが、僕たち制作班としては、シーズン2と言いますか、新たな『ゲームゲノム』を作りたいという気持ちは強く持っています。

『ゲームゲノム』は、テレビゲームを文化として捉え、名作の魅力を深堀りする番組で、ゲームを題材にした教養番組はNHK初。俳優・モデルの本田翼さんや歌手・ダンサーの三浦大知さんが番組MCを務め、作品愛あふれるゲストとともに名作ゲームの人気の秘密を紐解いたり、魅力を深堀りする内容が放送されている。

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